AIライティングという言葉を耳にする機会が増えました。
ChatGPTをはじめとする生成AIを使えば、記事の構成や本文、メールなどを短時間で作成できます。
しかし、実際に使ってみると「AIに書かせれば簡単にアクセスを集められる」というほど単純ではありません。
私は本業の傍ら、ChatGPTを中心にAIを活用して、このブログに30記事を公開しました。ところが、公開から約1か月後の検索クリック数は0回でした。
この記事では、AIライティングの基本やメリット・デメリットに加えて、実際にブログ30記事を作って分かったことを紹介します。
AIライティングとは?
AIライティングとは、人工知能を使って文章の作成や修正を行う技術です。
テーマや条件を入力すると、AIがその内容に合わせて文章を生成します。
主な用途は次のとおりです。
- ブログ記事の構成と下書き
- メールや案内文の作成
- SNS投稿文の作成
- 商品説明文の作成
- 文章の要約や校正
- アイデアや見出しの提案
何もない状態から文章を書くより、短時間で下書きを作れることが大きな特徴です。
ただし、AIにテーマだけを入力して完成した文章をそのまま公開しても、質の高い記事になるとは限りません。詳しい条件や目的を指示し、出力された内容を人が確認する必要があります。
AIへの指示方法については「ChatGPTのプロンプトとは?初心者向けに書き方とコツ」で解説しています。
ChatGPTを使ってブログ30記事を作った結果
私はAIを活用した副業を実際に試すため、2026年7月に「副業開拓録」を開設しました。
ChatGPTを使って記事のテーマや構成、本文などを作成し、約10日間で30記事を公開しました。その後、重複記事の統合や内部リンクの追加、カテゴリーとサイトデザインの整理も行っています。
公開から約1か月後、Google Search Consoleで過去28日間の結果を確認しました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 公開記事数 | 30記事 |
| Googleでの表示回数 | 154回 |
| 検索クリック数 | 0回 |
| 平均掲載順位 | 28.9位 |
| 「ai ライティング」の順位 | 49.9位 |
| 「aiライティング」の順位 | 47.9位 |
このAIライティング記事は82回表示され、30記事の中では最も表示回数が多い記事でした。
しかし、「AIライティング」という検索語での順位は約48~50位です。検索結果の5ページ目前後なので、クリックされないのも不思議ではありません。
30記事作って分かったこと
AIを使えば記事作成は速くなる
AIを使う最大のメリットは、下書きを作るまでの時間を短縮できることです。
記事のテーマを決め、見出しを考え、各見出しの本文を書く作業をAIに補助してもらえます。文章作成が苦手でも、最初の形まで進めやすくなります。
実際に30記事を短期間で用意できた点では、AIライティングの効果を感じました。
短時間で量産しただけではアクセスにつながらない
一方で、30記事を公開しても検索流入は発生しませんでした。
当初の記事は、AIライティングの意味やメリットを簡単に説明した約700字の内容でした。情報自体は間違っていなくても、同じ内容を説明しているサイトは数多くあります。
AIが作った一般的な説明を掲載するだけでは、読者がその記事を選ぶ理由を作れません。
実体験や具体的な数値が必要
今回の記事には、30記事を公開した結果や、Googleでの表示回数、掲載順位などを追加しました。
こうした実測値は、実際にブログを運営しなければ書けない情報です。
AIライティングを使う場合も、次のような情報は自分で用意する必要があります。
- 実際に試した手順
- 成功したこと
- 失敗したこと
- 作業にかかった時間
- アクセスや収益などの数値
- 自分なりの評価や結論
AIには文章を整えてもらい、記事の中心となる経験や判断は自分で加える使い方が現実的です。
なお、今回クリックされなかった原因が、AIで文章を作ったことだけにあるとは断定できません。
開設直後の新しいサイトであることや、競合の多い検索語を狙ったこと、記事の情報量と独自性が不足していたことなど、複数の原因が考えられます。
AIライティングのメリット
作業時間を短縮できる
構成や下書きをAIに作ってもらうことで、ゼロから執筆する時間を減らせます。
特に、書き出しや見出しで迷う時間を短縮できる点は便利です。
文章を整理できる
自分で書いた文章の誤字や不自然な表現を修正できます。
伝えたい内容は決まっているものの、文章としてまとめるのが苦手な人にも向いています。
アイデアを増やせる
記事のテーマ、見出し、具体例などを複数提案してもらえます。
ただし、提案された案が本当に読者の需要と合っているかは、自分で判断しなければなりません。
初心者でも始めやすい
専門的な操作を覚えなくても、会話形式で文章を作成できます。
無料で利用できるサービスもあるため、最初の文章作成ツールとして試しやすい方法です。
AIライティングのデメリット
誤った情報が含まれることがある
AIは、事実と異なる内容を自然な文章で出力することがあります。
料金、サービス内容、法律、日付などは特に注意が必要です。公式サイトなどの信頼できる情報源を確認してから公開する必要があります。
内容が似通いやすい
簡単な指示だけで文章を作ると、一般的な説明が中心になります。
今回の最初の記事も「時間を短縮できる」「情報確認が必要」といった基本的な内容だけで、独自性がほとんどありませんでした。
修正作業が必要になる
AIで文章を作っても、そのまま完成するわけではありません。
事実確認、不自然な表現の修正、重複部分の削除、実体験の追加などが必要です。内容によっては、自分で最初から書く場合と同じくらい確認に時間がかかることもあります。
AIを使うだけでは検索上位を取れない
検索順位は、AIを使用したかどうかだけで決まるわけではありません。
検索する人が求めている内容を満たしているか、具体的で信頼できる情報があるか、ほかの記事にはない価値があるかが重要です。
AIを使えば記事数は増やせますが、記事数だけでアクセスが増えるとは限りません。
AIライティングの実用的な使い方
AIに記事をすべて任せるのではなく、次の順番で使う方法がおすすめです。
1.自分の経験と伝えたい結論を整理する
最初に、実際に経験したことや記事で伝えたい内容を書き出します。
成功体験だけでなく、失敗したことや予想と違った結果も記事の材料になります。
2.AIに構成案を作らせる
読者が知りたい順番に並ぶよう、見出し構成を提案してもらいます。
不要な見出しや、自分では説明できない内容は削除します。
3.下書きを作らせる
決めた構成と実体験をAIへ伝え、本文の下書きを作成します。
具体的な数値や自分の感想を最初から伝えると、一般論だけの文章になりにくくなります。
4.事実確認と修正を行う
固有名詞、料金、機能、日付、数値などを確認します。
同じ表現の繰り返しや、不自然に断定している部分も修正します。
5.自分の結論を加える
最後に、実際に使ってどう感じたのか、誰に向いているのかを自分の言葉で加えます。
この部分までAI任せにすると、ほかの記事と似た内容になりやすいため注意が必要です。
文章作成以外に利用できるサービスは「ブログ初心者におすすめのAIツール10選」で紹介しています。
AIライティングが向いている人
AIライティングは、次のような人に向いています。
- 文章の書き出しで止まってしまう人
- 構成や見出しを考えるのが苦手な人
- 自分の経験を文章として整理したい人
- メールや資料作成の時間を短縮したい人
- AIが作った内容を自分で確認できる人
反対に、事実確認や修正をせず、そのまま公開したい人には向いていません。
よくある質問
AIだけでブログ記事を書いても問題ありませんか?
AIで下書きを作ること自体はできます。
ただし、誤った情報や一般的すぎる内容が含まれる可能性があります。事実確認を行い、自分の経験や具体例を追加してから公開することをおすすめします。
AIライティングは無料で利用できますか?
無料で利用できるAIツールもあります。
ただし、無料版には利用回数や機能の制限が設けられている場合があります。最初は無料版を試し、必要な機能が明確になってから有料版を検討する方法が無難です。
AIで記事を書けば検索順位は上がりますか?
AIを使っただけで検索順位が上がるわけではありません。
私の場合、AIを活用して30記事を公開しましたが、約1か月後の検索クリック数は0回でした。記事数よりも、検索する人が求める情報と独自の経験を盛り込むことが重要だと考えています。
AIライティングで副業収入を得られますか?
AIは作業を効率化できますが、利用するだけで収入が発生するわけではありません。
Webライティングやブログ運営など、収益につながる仕組みと組み合わせる必要があります。また、AIが作成した内容を確認・修正する能力も求められます。
まとめ
AIライティングは、文章の構成や下書きを効率よく作れる便利な技術です。
一方で、AIが作った一般的な文章を大量に公開するだけでは、検索流入につながるとは限りません。
私はChatGPTを中心にAIを活用してブログ30記事を公開しましたが、約1か月後の結果は表示154回、クリック0回でした。
この結果から、AIライティングは記事を自動的に成功させる方法ではなく、自分の経験や考えを読みやすい文章へ整えるための補助として使うのが現実的だと感じています。
今後は記事数を増やすことより、実際に試した結果や失敗を詳しく記録し、その変化も追記していきます。



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